1947-07-10 第1回国会 参議院 司法委員会 第2号 現に陪審員として行きました者が、帰つて來ての話に、どうもあつい惡いやつに違いないと思うのだけれども、罪人を拵えなくてもいいからと思つてノーとやつて來たというようなことを平氣で話していた者がある。大岡裁判というような観念、考が、あれが人問の男らしい道であるというような間違つた考を持つている者がないとはいえないのであります。 來馬琢道